npo S-AIR エスエア

北京からの便り

北京に引っ越しした絵美ちゃんからお便りがきましたよー。楽しく暮らしている様子。

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エスエア家族の皆様へ

柴田さん、ふゆかちゃん、まみさん、本間さん

いかがおすごしですか?
ご無沙汰しておりました。エスエア内は冬のプロジェクト等が終了し安静を取り戻しましたか?

私の北京の生活は、ぼったくられないための中国語のお勉強からはじまり、態度をでかくすること、
そして分け分からない時は笑っておくことを覚えました。あと、アグレッシブな態度、
姿勢でいること。こちらは歩行者でも赤信号でどんどん進んでいきます。ひたすら気が強い国民性。

異なる文化圏に放り出されると、日常が刺激のパラダイスです。
過去20年弱で作り上げられた中国人の貧富の差、大消費文化、国家権力、今尚残る団結精神‥‥

団結湖!と呼ばれる町内(中流階級から老人が住む地区)の団地に私は住んでおります。
6階立て団地の3階に住むおばさんは町内パトロールに責任をもち、
マイケルが入居した当初、外国人=不審者ということで警察に通報したそう。おっかない。
つねに目を光らせています。(今では2人は大家のぐちを言う仲だそうですが)

若者達、特に80後と呼ばれる(80年代に生まれた)20代は一人っ子政策、経済開放のも
と成長したためこの消費経済社会の中で順応し、前の世代と非常に異なる価値観をもっています。
金と金と消費です。また都市住民と農村からの移住者の違い、外国人、多様な人が住む北京は
様々な価値観がありつつも線引きや文化の型があいまいで(又は私にはまだ見えてない)
日常がいびつで面白い。

あっアートについても触れておきます。
798芸術特区は2度ほどお邪魔しましたが、北京にはスペクタクルな作品が多いと感じます。
UCCAというアートセンターで行われている中国若手作家の作品展にいきましたが、
もう本当に大規模です。大規模=良い作品とは限りませんが、制作環境の良さー制作費、
人件費の安さ、規制、おきての緩さ等によって大規模な制作が可能になっているのでしょう。
ただし798にはこの商業アートのコンテクストにおいてのみ成立するつまらない作品も多い。
(これは、昨年皆さんが北京を訪れた際に感じた事かもしれません。)

プロジェクト型では、北京市内にて自分の家を『家/店』とし解放している作家がいます。
北京オリンピックの時に町内でオリンピックのスクリーニングをおこないつつ、
町内オリンピックを開いたり、物物交換屋をしたり、町内の盲目の人達が先生になる料理教室を
開いたりと、すばらしいです。

さて、3月下旬から『お弁当デリバリープロジェクト:愛くん』がVitamin creativ spaceにて
始まる事になりました。このアートスペースは北京のビジネスオフィス街あります。
このオフィス街の立地、既存のランチデリバリーのシステムを利用して3月間にわたり
プロジェクトをおこないます。日々、人に助けられてはおりますがやり札幌とは違って
甘えられないというか甘えが通じない(甘えのシグナルを出してもも答えてくれない、ちぇ)
という現実があり、寄り目になりながらもフォトショップ挑戦制作です、つ、ついに。

また北京郊外に市民農園を知人と借りました。?北京で農業、はてな。
という感じでがこの農園は山のふもとの小さな村にありよく整備された市民農園です。
とりあえずおいしい野菜が食べたい、土いじりがしたいという欲望のもと。
なので11月頃までは北京に滞在しております。
こちらへ来る事がありましたらご一報ください。10月に来るのかな?

というわけで近況報告でした。
またご連絡いたしますーーー。

それでは

うえむらえみ
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by sairoffice | 2010-03-08 14:23 | live news