人気ブログランキング |

npo S-AIR エスエア

開かれる文学館

札幌・小樽近郊にお住まいの方なら、市立小樽文学館/美術館をご存知の方も多いのではないでしょうか。

現在、同文学館では1階の改修工事を行っており、新年から新しい姿で生まれ変わります。
11月19日にトオンカフェでのトークイベントで、改修に至るまでのお話をされた同文学館副館長の玉川薫さんに、改修中の文学館をご案内いただきました。

d0005370_1959503.jpg





同文学館と美術館の建物は、元々小樽地方貯金局として1952年建てられたもので、当時郵政省建築部長を務めていた小坂秀雄氏によって設計されました。

2階に位置する文学館、階段を上がって左手の入り口から入ると、天上の高い開放的な空間があります。小樽市が文学館としてこの建物を買い取った後、分庁舎として使われる中で改装補修が繰り返され、この広々とした空間や開放的な窓も、自然光をさえぎるために内壁で覆われてしまったとのこと。

d0005370_200995.jpg


しかし10年程前から、同文学館では企画展や様々な試みを重ね、現在のような開放的な展示スペースになったとのこと。無料カフェや、古本リサイクルコーナー常設等もあり、とても居心地の良い感を受けました。

d0005370_2004327.jpg


この文学館の階下(1F)に、以前は分庁舎の部署が入っていたらしいのですが、その空いたスペースを改装し、新年から開放されます。
展示スペースは3部屋で、どのスペースもかなり大きいです。

d0005370_2011478.jpg


多目的ギャラリーは可動式展示壁面で、自然光を取り入れることも可能。

d0005370_202628.jpg


ギャラリー1と2の間の壁は、可動式間仕切りで、映像作品にも最適な空間でした!

d0005370_20124326.jpg

1階の入り口を出ると、目の前には旧手宮線の線路があります。以前、国鉄が所有していたこの線路と、貯金庫であった文学館の間には、コンクリートの壁がありました。
玉川さんによると、この壁を撤去することに反対の声もあったそうですが、「地域に開いていく」ために撤去を決めたそうです。

d0005370_2031919.jpg


出口右スペースは以前は駐車場でした。この空間も含め、イベント等を開いたり、市民の集まる広場として活用していきたいとのこと。

d0005370_207996.jpg


最後に、今回見学に行った一同が一番気になっていた、時代を感じるレトロな壁紙!これはなんと布製でした。

新生・小樽文学館の新スペースは、新年より稼働予定だそうです。アーティストの皆様、展示などのご相談は是非文学館まで。
by sairoffice | 2010-12-24 20:13 | Information